復活？・・

え〜と、結局、また2週間放置。
こりゃダメですな。完全に病気。「三日坊主」病。
加えて、ピックアップブログなんかに出してもらったもんだから、いい気になって、どんどん増えるアクセス数に「ほほぅ〜」なんて余裕かましてましたから・・

あとは、急に閲覧数増えたもんだから、ビビっちゃったのもあるかな？？
「うわ、こりゃちゃんと書かにゃあいかん！！」なんて思ってしまうと、書けないもんですよね・・・。妙に緊張しちゃって。

と、言い訳はこれくらいにして、今日はかなり前の「学会」について。
僕の所属するUCSF、Surgery Dept.、つまり外科主催で、レジデント（研修医）の研究学会がありました。

ピンボケです
会場広いし、結構ヒト入ってましたよ。全部で20題くらいの、地方会レベルの学会でしたが、ボールペンとノート付きだし、飲み物飲み放題、ランチまで出て、タダですから。
発表者も、みんなプレゼン上手でした。感心したのは、当然発表してる研究者の上司も来てるんだけど、質問は全部発表者がきちんと対応してるって事。たとえ「わかりません」でも、上はいっさい出てこない。日本みたいに、発表者そっちのけでフロアで応答しまくる・・なんてことぜんぜん無くて、気持ちいい学会でした。・・僕が理解出来たかどうかは別にして・・
そうそう、一番いい発表者に懸賞金も出してた！1等300ドルとか。これもいい制度ですよね。やる気出ますよ。

日本の学会行って、いつも思うんですけど、質疑応答の時に、上司が出てきて「先生のおっしゃることはごもっともです・・」的な発言で煙に巻くの、ホント腹立ちません？？質問するほうもするほうで、ただ自分を目立たせたいだけの質問ばっかりするヒト多いですよね。目立ちたいだけで、内容のない、いぢわるな質問だから、発表者も返答出来ず、結局は上司が出てきてへりくだる・・雰囲気悪くなって、みんなどんどん質問しなくなる・・
日本も、地方会レベルでも、缶ジュースだけってのやめて、コーヒー紅茶、日本茶、お菓子くらい出して、雰囲気よくやらないと、つまらないまま、内容ないまま続くような気がします・・・

次回はMonterey&Carmel!!

うわぁ

ブログ開始早々1週間以上さぼってしまった・・というか、後半は学会だったのでインターネットもぜんぜん見れず状態・・不可抗力？？

先週の出来事はおいおいアップします・・ていうか、久しぶりに見たら閲覧数が異様に上がっている・・・おかしい、まだ開始早々、マイナー中の超マイナーなはずなのに・・・って、ピックアップブログ！！

こんな超初心者に！！すいませんです・・感謝感謝です。
で、とりあえず今日は写真一枚で勘弁してください。
続きはまた明日以降・・

生サボテン！！

研究のハナシ

開始4回目にしてやっと「研究」について。

日本で臨床を10年近くやってました。ほぼ臨床バカでした。形成の。
研究もしていましたが、オママゴトもいいとこで・・・「ウサギ耳介軟骨の長期形態維持能力について」とか、「皮弁の血行動態について」、「新規創傷被覆材の開発」など立派な名前をつけてましたが、内容はただウサギの耳折り曲げたり、皮弁起こしてまた縫い直したりするだけでした。

なので、かなりド素人のまま、創傷治癒の基礎研究へと飛び込みました・・
やっぱり最初はきつかった・・！日本語と英語でいっぺんに基礎分子生物学を勉強、というか特訓しているようなもんで。英語の分厚いテキスト「読め！」とかいわれるし・・
でもそれでかなり勉強になりました・・基礎的手技もいろいろ教わったし。長年チェックしてきたHE染色標本を、自分で作れるようになったし・・

で、いまはKlothoマウス（クロトーマウス）を使って創傷治癒の実験してます。Klothoマウスってのは、早老症マウスで、生まれてしばらくたつとすぐじいさん（ばあさん？）になっちゃうマウスです。生後4週くらいで、他のマウスは元気いっぱいで絶好調なのに、もうすでに腰曲がってるし。手は震えてるし、よたよた歩くし、ある意味かわいいです。皮膚も超薄っぺらくて、触ったらズルリといっちゃいそうな感じ。

　
　
写真で見るとこんなです。上の写真がKlotho。下のが野生児。Klotho、腰曲がってるでしょ？！・・あんまり違いわからない？！ん〜、今度はいい写真撮っときます。
で、お察しの通り、ストレスにめちゃ弱いので、麻酔して、かかったと思ったら素早く手術して、リカバリは手で温めてます。・・いまんとこ即死はいないけど、かなり神経使います・・
あとは、糖尿病マウス（デブです）とかもいるので、いろいろ実験の夢は膨らみます。

なんだかやっぱり素人みたいな話しか書けないけど・・また研究進んだらお知らせします。